タロットカードとタロット占いの歴史や占術の解説

「タロット占い」のやり方

1枚1枚に特徴的で神秘的な絵柄が描かれているタロットカードには、それぞれ意味が隠されており、出たカードの絵柄を読み解いて行う占術をタロット占いと言います。

タロットカードは、22枚の大アルカナと呼ばれるカードと56枚の小アルカナと呼ばれるカードの合計78枚で構成されているものです。

現在の日本で一般的なタロット占いは、22枚の大アルカナカードを用いてカードを並べ、出たカードの絵柄や位置で判断します。

「タロット占い」の歴史

その神秘的な絵柄からか、最初タロットカードは鑑賞用として中世ヨーロッパの貴族の間に広まり、その後はゲーム仕様として親しまれました。

タロットカード自体の起源は、古代からと考えられているなど実に歴史あるものですが、占術として広まったのは17世紀、もしくは18世紀と言われています。

古くからあるタロットカードにさまざまな神秘思想が結びついて「タロット占い」という一つの占術が形成されたのです。

また、小アルカナカードは、剣や聖杯などのスートに分かれており、トランプの元になったとも言われています。

「タロット占い」では何が占える?

タロットカードには、大小アルカナのカード全てに意味が込められています。

また、カードの向きによっても意味が異なるため、タロット占いは、非常に詳細な事柄を占うのに適している占術です。

例えば現在の職場の人間関係で悩んでいるだとか、転職を考えているがどうすれば良いかなど、現在の状況や未来のためにどのような行動を起こすべきかという具体的なアドバイスを受けることが可能です。

その人の持つ運命や宿命というよりは、現状の分析と悩みや未来に対する対処法なども占えるのがタロット占いならではの魅力です。

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